あがつま語★実用会話講座 別れ

標準語では・・・   さようなら
あがつま語では

  あば

標準語では・・・   また お越しください
あがつま語では

  また 来てくんない

標準語では・・・   また 来ますよ
あがつま語では

  また くらい

標準語では・・・   昨夜は どうだったですか
あがつま語では

  ゆんべは どうだったい

標準語では・・・   私がもてたもので 連れが ふてくされてます
  いい加減なものです
あがつま語では

  俺がもてたもんで 連れが いぼってらい
  ええかんぺえなもんだい

標準語では・・・   そうですね
  ものぐさと 子供のように恥ずかしがる人は もてません
 
あがつま語では

  そうだいのう
  のめしと 子供みちょうに わにるヤツは もてねえ

標準語では・・・   その通りですよ 
あがつま語では

  そうだむし

標準語では・・・   これは 生意気を言って 申し訳ありませんでした
あがつま語では

  こりゃあ じゅうくういって もうしわけねえ

標準語では・・・   私こそ ・・・では そろそろ 行きます
あがつま語では

  おらほうこそ ・・・じゃあ ぼちぼち いぐよ


【ミニ解説】 いぐ
 「行かない、行きたい、行く、行けない、行こう」が、「いがねえ、いぎてえ、いぐ、いげねえ、いごう(いぐべえ)」と、なります。がぎぐげご、濁音活用です。これも、寒さの厳しいあがつまの、口の動かし方の省エネ方式、必然的な手法と言えます。東北弁に似た響きを感じる言葉も少なくありません。これを「フランス語の香りがする」と言い張るあがつま人も居たりします。